ひろゆきが「10秒で話せ!」と力説する納得理由 オチを先に言っても「ネタバレ」にはならない
話が長くなると、本筋から脱線しやすくなります。
たとえ脱線しても、軌道修正してきちんと回収できればいいのですが、長くなればなるほど話が枝葉にまで及んでいって、収拾がつかなくなりやすいです。
先ほども書きましたが、僕も酔っ払っているときは話が長くなりがちで、そうなってくると話している途中で「あれ? もともとなんの話をしていたんだっけ?」という状態になることもあります。
ふと気づけば、ぜんぜん違う話題についてノリノリで話していることもあって、けっきょく本当に言いたかった結論にたどり着けないまま、尻切れになったりします。
ユーチューブの生配信に関して言えば、もともとは意味のないことをダラダラ喋ることだけが目的だったりするので、誰に迷惑をかけるということもないのですが、さすがに「えっ、けっきょく質問に答えていないよね?」となると、聞いている人としては不完全燃焼になってしまいますよね。
聞かれたことに対してはすぐ答える
質問されるときに苦手としているパターンが、僕にはあります。
たとえばトークイベントなどで来場者の人に挙手してもらって、質問を受けるときに、「2つお聞きしたいことがあります」と言われることがあるんですね。それが、とても嫌なのです。
1つ質問してもらうだけなら、それに答えればいいだけなのに、2つもあると最初の質問に答えているうちに、次の質問内容がなんだったか、すっかり頭から抜け落ちてしまうのです。
僕は聞かれたことに対してはすぐ答えるようにしています。お酒を飲んでいないときには、それこそ10秒とか20秒で話が終わります。
話がまとまりにくい、話しているうちにポイントがだんだんズレてしまうという人は、10秒はさすがに難しいかもしれないですけど、聞かれていることに対してなるべく短めに、ピンポイントに話すことを意識してみるといいと思います。
しらふのときの僕は、本当に話が短いです。
何か質問されたとしたら、冒頭でまず「それ、無理っす」とか「ぜんぜんいいんじゃないですか」というふうに、結論から入ります。
それから、「それは、こういう理由だからです」という説明をせいぜい10秒から20秒でします。
こういう話し方をしていれば、自分がどういうオチに向かって喋っているのかが明確なまま話が終わるので、話のピントがズレることがありません。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら