MBA流「人見知り」を克服する人脈づくりの極意 ネットワーキング・レベルを上げていく方法

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・自分ができることを積極的にGIVEする

自分自身ができる範囲で、相手に積極的にGIVEする行動を取ることは大切である。例えば、自分自身が知っている情報で、相手が知りたい情報があれば自分から提供したり、やりたがる人が少ない会議の板書担当や議事録作成、イベントの会計係などの役回りを積極的に受けたりするのもよい。また、会議やイベントで自分の意見を積極的に発言したり、自ら新しくSNSに投稿をしなくても、つながりのある人の投稿にコメントしたりすることも有効である。

レベル1→レベル2に向けた具体的な行動

レベル2は、人的ネットワークの大切さを理解し、自ら積極的にコミュニティーの場づくりに中心として寄与している段階である。

・今まで入ったことのないコミュニティーに入り、中心の役割を積極的に担う

レベル2に向けた行動として、そのコミュニティーの中心人物となって、コミュニティー内の人的ネットワーク構築の活性化に寄与する行動をするとよいだろう。コミュニティーの仲間が増えるのはもちろんのこと、その仲間が自分自身のことを認知してくれる。その結果、仲間から新たなネットワークを紹介してもらえたり、発信することで仲間が集まり、やりたいことが実現できたりする。

・レベル0の人が行動しやすいコミュニティーの場をつくる

これから人的ネットワークの構築に向けて行動しようとしているレベル0の仲間のために、行動しやすいコミュニティーの場をつくることも大切である。自分自身も経験してきたとおり、レベル0の状態から人的ネットワークを構築することは、彼らにとって大きな一歩を踏み出すことになる。そのコミュニティーが、新しい人的ネットワークの構築がしにくい環境であることは、お互いにとって望ましくない。自己紹介の機会の設定や、新規メンバーと長く所属しているメンバーで交流できる機会を設定するなど、ネットワーク構築がしやすい場づくりを心がけてほしい。

自分自身が本当にやりたいことを絞り込む

レベル2→レベル3に向けた具体的な行動

レベル3は、自分の価値観に沿った人的ネットワークづくりを行っている段階、また、自身のネットワークの選択と集中をしている段階である。

・自分自身の興味関心があることに選択と集中をする

レベル2の人は、多くのコミュニティーで活動している人が多いのと同時に、多くの価値観に触れた結果、自分自身が本当にやりたいことが絞り込めてきている段階である場合が多い。このため、レベル3に向けた行動として、自分自身がやりたいことや興味関心がある分野に選択と集中をして行動するとよい。

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