「電車でスマホを見る人」即実践できる6大読書術 「移動中✕スマホ」に最適な本の読み方は?
「ノマドワーキング」「キュレーション」などの言葉を広めたことでも知られ、2006年には国内の著名なブロガーを選出する「アルファブロガー・アワード」も受賞している。
その佐々木氏が、このたび、『現代病「集中できない」を知力に変える 読む力 最新スキル大全』を上梓した。
「ネット記事」「SNS」「書籍」などから、「読むべき」記事をいかに収集し、情報を整理し、発信していくか、自身が日々実践している「新しい時代の読み方」の全ノウハウを初めて公開した1冊で、発売後たちまち4万部を超えるベストセラーになっている。
その佐々木氏が「『電車でスマホを見る人』が即実践できる6大読書術」について解説する。
今日からできる移動時間の読書術
「電車でスマホばかり見るようになった」「以前は移動時間を読書にあてていたのに……」。そんなふうに嘆く声をよく耳にする。
たしかに、スマホは私たちから多くの時間を奪っている。スマホをムダに使っている時間を全人類でトータルすれば、ピラミッドの2つや3つくらいは瞬時に建てられそうだ。
なんとなく流れてくるニュースやSNSなどに移動中の貴重な時間を奪われてしまうのは、じつにもったいないことである。
しかし、だからといって、スマホを手放すわけにもいかない。もはやスマホは私たちの優秀な「第二の脳」ぐらいになっており、「欠かせない人生のパートナー」になっているともいえる。
それならば、「スマホを活用した読書術」を身につけて、移動時間を「知的生産のための時間」に変えてしまえばいい。
優れた書籍は、1冊で「アウトライン→視点→全体像」という流れがわかる「知的生産」には欠かせないアイテムだ。ネットの記事ばかり見ていても、「アウトライン→視点→全体像」という流れは十分に得られない。
ただ、「スマホを使った読書術」として電子書籍をすすめるだけでは、「なんだ、当たり前じゃないか」と言われてしまうだろう。
ここで紹介するのは、5分、10分といった移動中の限られた時間を最大限に活用する「スマホ読書」のノウハウである。電子書籍をすでに愛用している人、初めて使う人、いまひとつ活用できていない人、あらゆる人のヒントになる方法を伝えたい。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら