「電車でスマホを見る人」即実践できる6大読書術 「移動中✕スマホ」に最適な本の読み方は?

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私が愛用しているのは、アマゾンの電子書籍サービス「キンドル(Kindle)」で、気がつけば購入した本は1300冊以上になっている。よって、キンドルを中心に、その読み方のコツを紹介したい。

【1】無料サンプルで「本との相性」を確認する

まず、キンドルの電子書籍には「無料サンプルを送信」など試し読みできる機能がついている。どこまで試し読みできるかは、それぞれの出版社の意向によるが、購入する前に本の冒頭から数十ページぐらいを読めるようにしている本は多い

この試し読み機能を使えば、その本が自分の求めているものかどうかを「雰囲気」で感じ取ることができる

結末まで読めるわけではないが、この「無料サンプル」を読むことで、作者の個性と自分の好みがマッチしているかどうか、また翻訳本の場合だと、訳文がこなれているかどうかを確認することができる。

どんなに名著であっても、相性が悪ければ内容は頭に入ってこないので、本との相性をあらかじめ確認することは非常に重要だ。試し読みは短い時間でできるので、電車の移動時間にあてるのはうってつけである。

あるテーマの視点を広げたいときに

【2】定額読み放題で「テーマの全体像」をすばやく得る

とくに自分が詳しくないテーマについて調べるときには、さっと手軽に買える電子書籍を何冊か購入するとあっという間に全体像をつかめることが多い。

ウェブメディアなどの記事は専門的すぎたり、逆に初心者向けだったり、断片的な話である場合も多く、テーマの全体像を得るには書籍のほうが向いている場合が多い。

ネット記事と違って無料ではないが、キンドルの月額980円の定額無料読み放題サービス「キンドル アンリミテッド」を併用すれば、ある程度コストを抑えられる(ただし、すべての本が対象ではない)。

調べたいキーワードでキンドルストアを検索し、ヒットした本の中から自分に役立ちそうな本を選んでいく。テーマにもよるが、私は評価の高い本や最近出版された本の中から購入を決めることも多い。

こういった、「手軽に視点を広げるための読書」にも「移動時間✕電子書籍」を活用したい

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