みなさま、遅ればせながら、あけましておめでとうございます。年末年始はどうお過ごしでしたでしょうか。
私は実家天国を満喫しておりました。母や妹とネットでセール商品をチェックしまくったり、ポチっと購入したりして、ほくほく帰宅しましたが、続々と届くセールの服がことごとくサイズが小さくてぱんぱん! 即ダイエットを決意したのに、恐ろしくてまだ体重計にも乗れず……。もちろん、服はそのままクローゼットにタグ付きで並んでおります……。
さて、新年1回目となる今回。編集の方から「今回はお悩み相談ではなく、好きなテーマで書いていいですよ」となかなか悩ましいお題をちょうだいしました。いろいろ考えた結果、今回は、この連載をはじめて約1年、特に最近気になる「中年世代のコミュケーション」について書いてみたいと思います。
お悩み相談、第1位は??
この連載を読んだ読者の方で、ホームページを経由してメールをくださる方が、けっこうな人数いらっしゃいます。総じて30代半ばから50代までで、男女比は半々くらい。若い人はあまり見かけません。いただくメールは長文で、大体が1000文字は軽く超えているものが多いのです。
「共感した」といった感想の後に、ご自分の体験談がびっしりと書かれていて、「こんなことを言ったら、若い人たちとうまくいかなくなりそうで言えません」「アドバイスを求められても、怖くて表面的な答えに終始してしまいます」といった言葉が並びます。「あなたはよくあんなこと言えましたね」「勇気がありますね」と、褒められているのか、あきれられているのか、わからないことが書かれていることもあります。
こういうメールをいただくと、今度は私が「わかるー!」と共感しちゃうわけです。そしてこれまた長文のお返事を書いてしまったりして、なんだか変な「絆」みたいなものまで生まれているような気がしたり。
はたして、この連載は「20~30代のキャリア女性向けの人生相談」という企画趣旨に合ったものになっているのだろうか、中年同士で共感し合っていて、若い「キャリア女」より「おばさま」「おじさま」からの感想のほうが、断然、多いなんて……。自分の仕事を心配すべきところですが、それはさておき(笑)。ここに私たち世代が陥っている現状があるようにも感じて、この頃、すごく気になるのです。
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