【産業天気図・外食】ファストフード好調、パブ落ち込み続く、業態格差鮮明で「曇り」止まりの鈍い景況感

予想天気
10年10月~11年3月 11年4月~9月

 外食業界は2011年9月まで、終始「曇り」の鈍い景況感にとどまりそうだ。ファストフードは増収基調だが、パブ・居酒屋は売上高の前年割れが続くなど、業界ごとに業績動向はまちまちだ。

日本フードサービス協会によると、10年10月の全店売上高は祭日が前年同月よりも1日多かったこともあり、前年同月比2.7%増と4カ月連続で前年を上回った。客数も同4.4%増と好調に推移している。一方で、客単価は同1.7%減と低調なまま。店舗数も7ヶ月連続で前年を下回った。

業態別に見ると、ファストフード系では麺類業態が前年同月比10.4%増と、全業態中で唯一の二ケタ増。続いて増収率が高かったのは、ファミリーレストラン系の焼き肉業態(8.2%増)だった。

低単価が特徴のファストフード系の麺類業態は、節約志向を追い風に順調に客数を獲得、積極的な出店も売り上げに貢献している。ファミリーレストラン系の焼き肉業態は客単価が3000円前後と比較的高めだが、あみやき亭など一部業態が好調。あみやき亭の場合、自前の仕入れ力を生かし、旨味の高い国産牛を割安価格で提供している点が強みとなっている。

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