【映像解説】日本の「課長」さんはたいへんだ! 悪戦苦闘でメンタルヘルスに懸念も

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【映像解説】日本の「課長」さんはたいへんだ! 悪戦苦闘でメンタルヘルスに懸念も

産業能率大学の調査で、日本企業の「課長」たちは孤独な環境の中で悪戦苦闘し、メンタルヘルスの不安を抱えていることが明らかになった。

産業能率大学では、従業員100人以上の上場企業に勤め、部下が1人以上いる「課長」を対象に、仕事や待遇への意識などについて調査した。

主な質問と回答は以下の通り。


【質問1】プレイヤーとマネジメントの仕事量の割合は?
【回答】 課長のほとんど(99%)が「プレイヤー兼務」と回答。

プレーヤー業務とマネジメント業務の両立の難しさに苦労している課長は多い。

【質問2】課長になって良かったことは?
【回答】「自分の考えで部下を動かすことができること」が最多で44%。

自分の考えに基づいてチームを動かせる事にやりがいを見出している。

【質問3】課長としての悩みは何か?
【回答】
(1)業務が多すぎて時間がない(33%)
(2)部下の人事評価が難しい(32%)
(3)部下が育たない(29%)
(4)上司と意見が合わない(20%)

とても忙しく状況の中で、部下と上司に挟まれて苦労している姿が想像できる。。

【質問4】仕事上の相談相手はいるか?
【回答】50%の課長が「相談相手はいない」と回答。

【質問5】メンタルヘルスに不安を感じたことがあるか?
【回答】「ある」(43%)

【質問6】仕事と給与のバランスはとれているか?
【回答】「仕事の割に給与が低い」(55%)

【質問7】「仕事の割に給与が低い」ならば、会社にどう対応して欲しいか?
【回答】
「給与を上げて欲しい」(77%)
「仕事を減らして欲しい」(20%)

「仕事量削減よりも処遇の改善」を求める声が圧倒的に多い。困難な状況であっても、仕事への意欲はあると言える。

上場企業の「課長」を取り巻く状況について、東洋経済HRオンラインの田宮寛之編集長が、上記以外の質問への回答も紹介しながら解説する。

人事・労務が企業を変える 東洋経済HRオンライン

 

 

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