「SNSを使う人」は要注意!3大利点と重大NG1つ SNSに振り回されない「上手なアウトプット」
毎朝、記事の紹介を続けていると、「本当にありがたいです」「毎朝ありがとうございます」といったお礼のリプライをよくいただく。それが気持ちよく、うれしい。3つめは「『ギバー』を続けることで新しい出会いが生まれること」である。
『GIVE&TAKE 「与える人」こそ成功する時代』(三笠書房)という本がある。アメリカのペンシルベニア大学ウォートン校という有名なビジネススクールで、史上最年少で終身教授になったアダム・グラントという人が書いたビジネス書だ。この本では、人間を以下の3種類に分けている。
●テイカー:まっさきに自分の利益を優先する人
●マッチャー:損得のバランスをつねに考える人
昔は、部下の手柄を奪う上司がたくさんいて、そういう人が結局は出世することも多かった。だから「テイカー」がうまくいくと思われていた。
「ギバー」になるのは「新たな生存戦略」の1つ
しかしネットが普及して、人の評判がすぐに広まる現代には「ギバー」のほうがうまくいくというのが、グラントの主張だ。「ギバー」のいい評判は広まりやすい一方で、「テイカー」は「あの人は人から奪う人だ」という悪評も広まりやすい。
「ギバー」になると、多少は裏切られることもあるだろう。しかし「あの人はだまされたんだ」という評判は、だまされた人に対する「あんなに与える人なのに、ひどい目に遭うなんて」という同情とともに、だました者に対する「ひどい人だ」というマイナス評価にもなる。
だから結果的には、「ギバー」が得をするように働く。つまり「ギバー」になることは、「新たな生存戦略」の1つでもあるのだ。私自身も、思わぬ出会いや仕事につながった経験も少なくなかった。
ボランティアには短期的な見返りはない。でも長い目で見れば、「とてもいい人間関係」と「どこかで見返りがやってくること」を期待できる希望があるのだ。
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