「SNSを使う人」は要注意!3大利点と重大NG1つ SNSに振り回されない「上手なアウトプット」
1つめは、ツイッターで記事を紹介しておくことで、「過去に読んだ記事を見つけやすくなる」ということである。
ツイッターには「ツイログ(Twilog)」というウェブのサービスがある。これは、自分のツイッターのアカウントを登録しておくと、日々のツイートを自動的に記録してくれる無料のサービスである。
「検索機能」があり、「キーワード」で自分の過去ツイートを瞬時に探し出すことができる。さらに自分がツイッターで記事を紹介した際、一緒に投稿したコメントも保存してくれるのでとても便利である。
過去に読んだ記事を探そうとする際に、記事の見出しを思い出せないということがある。しかし人間は、自分が書いた感想などのコメントは、覚えていることが多い。
「エピソード記憶」から情報を引っ張り出す
人間の記憶には「意味記憶」と「エピソード記憶」がある。
「意味記憶」というのは「織田信長は1582年、本能寺の変で明智光秀の軍勢に襲われて自刃した」という、教科書に載っているような平板な情報を覚えておくことだ。
それに対して「エピソード記憶」は、「本能寺の変というと、高校の日本史の先生が『本能寺の変はイチゴパンツ!』と教えて、『怖い風貌して何をカワイイこと言っているんだよ!』ってみんなで笑ったのを思い出すよな。そうそう、イチゴパンツだから1582年。それにしても愛すべき先生だった」というような、自分ごとに寄せて何かを覚えておくことである。
「そうだ、あのときあの記事は、『織田信長が読んだら笑うかも』ってコメントしたんじゃなかったっけ」そんな程度のつまらない記憶の引っかかりで、昔に読んだ記事も引っぱり出せるものなのである。
「ツイログ」は、過去に自分が読んだ記事を「エピソード記憶」として保存してくれる意味を持つ。曖昧な記憶のとっかかりなどを使って検索され、過去から掘り出すことができるようになるのだ。
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