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世界が共感、ゼレンスキー氏の「超コミュ力」5本質 卓越した「パフォーマンススタイル」の中身は?

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  • 岡本 純子 コミュニケーション戦略研究家・コミュ力伝道師
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彼は、高校教師が転じて​大統領になるというドラマの主人公を演じて話題となり、そのまま本物の大統領にまでなってしまったという、なんとも劇的な経歴の持ち主です。

そのドラマは、高校教師がスラング全開で政権への不満をぶちまける姿を動画に撮られ、ソーシャルメディアで拡散されたことで注目を集め、大統領になってしまうというストーリーでした。

卓越した「5つの『パフォーマンススタイル』」

実際の就任式では、ドラマの中の就任式より、ずっと堂々とふるまい、出席者にハイタッチをする余裕ぶり。就任後も、助手席にカメラマンを乗せ、自らテスラを運転しながら考えを語るビデオを公開したり、フードコートで、14時間ぶっ通しで記者の質問に答えつづける「マラソン記者会見」を実施したり、と話題に事欠くことがありませんでした。

自ら制作会社を立ち上げ、多くのコンテンツを制作してきたというゼレンスキー氏は、まさに「どうすれば、人の耳目が集められるのか」を知り尽くした、希代のタレントであり、プロデューサーであるということ。それが、彼の「コミュニケーション戦略」の根幹にあります。

そうした物珍しさもあって、高い人気を誇った大統領でしたが、この戦争勃発前は、約束した反汚職施策やコロナ対策などの遅れなどから批判を浴び、支持率も急速に低下していました。

しかし、国家存亡の危機に、彼の卓越した「パフォーマンス力」が再び高く評価されることとなったのです。ここで彼の「5つのパフォーマンススタイル」を紹介します。

スタイル① 徹底した「ソーシャルメディア活用」

大統領選のときから、「ソーシャルメディア」を徹底的に活用する戦略に長けてきたゼレンスキー氏。インスタグラム、YouTubeなど、あらゆるプラットフォームを活用し、そのメッセージを全世界に届けてきました。

彼のインスタグラムには、1364(3月8日時点)本もの動画がアップされており、1500万人以上のフォロワーに、日々情報を発信しています。直近では、アメリカの実業家、イーロン・マスク氏とのオンライン上での会話の様子などもアップされています。

彼本人がスマホで自撮りした動画も多数あり、戦時下のキエフの街角で撮影されたと思われる映像は緊迫感に満ち満ちています。そうした「生々しさ」「真剣さ」がウクライナ国民の士気を高め、世界の人々の共感を誘っているのです。

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