子の保育園時代こそキャリアアップすべき理由 「小一の壁」を乗り越えるための基盤を作る時
第2子を出産しても仕事はセーブしなかった
2歳違いの姉妹を育てながら共働きをしてきたIさんは、「子どもがいたからこそ仕事も頑張れた」と言います。また、「保育園に預けていたからこそ、2人目を産もうと思えた」とも。いったいどういうことなのでしょうか。
Iさんは「絶対に仕事はやめない」と固く決意をしていたわけではありませんでしたが、仕事は面白く職場の雰囲気もよかったことから、出産後も当然復帰するものと思っていました。
ところが、長女は熱を出しやすく、保育園で預ってもらえないとか、会社に着いたと思ったら保育園から呼び出しの電話が鳴るといったことが頻繁で、仕事を続けるのは難しいかもと諦めかけました。
ただ、病弱な長女と2人だけの毎日になることには不安しかなく、保育園の先生や経験豊富なママ友からの励ましや、アドバイスが得られる環境は得がたいものだとも感じていました。
そこで、会社と交渉して在宅勤務を認めてもらったり、夫と相談して病児保育を利用しやすいところに引っ越しをしたり、なんとかかんとかやり過ごしているうちに、1歳を過ぎたあたりから、長女は熱を出すこともなくなりました。
保育園ではプロの保育士さんが思い切り遊ばせてくれたり、季節ごとの行事もしてくれ、プロの栄養士さんが考えた献立を提供してくれます。「とても私にはできないことばかり」で、「私と1対1で過ごす毎日より、子どもにとっても良かったんじゃないかと思う」と言います。
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