MRJ、ANAとJALはどこへ飛ばすのか

国内の就航路線を大胆予想!

ついに「MRJ」の実機が初公開された。三菱重工業が傘下の三菱航空機を通じて開発を進めている、70~90人乗りのリージョナルジェット(地域路線用旅客機)。10月18日に愛知県の小牧南工場で、試験飛行用の初号機がロールアウト(完成披露)された。MRJとは「Mitsubishi Regional Jet(三菱リージョナルジェット)」の略だ。

MRJは、かつて国家プロジェクトとして開発されたプロペラ機「YS-11」(1962年初飛行、1973年製造終了)以来、半世紀ぶりの国産旅客機。日本人の航空機ファンにとっては特に感慨深く、期待も大きい。

ANAが2017年に世界初で国内初就航へ

目標とする納入開始は2017年。航空会社として最初に納入されるローンチカスタマーは、全日本空輸(ANA)となる。ANAは25機(確定15機、オプション10機)を発注しており、第1号機は2017年4~6月に国内地方路線での就航を予定している。一方、日本航空(JAL)も今年8月、MRJ32機の発注(すべて確定)を表明。2021年中に、JAL子会社で国内地方路線を担当するジェイエアが運航を開始する計画だ。

スケジュール通りにいけば、3年後に日本の空を飛び始めるMRJ。実際にはどんな路線を就航することになるのだろうか。MRJの発注を決めているANAとJALの戦略を中心に予想してみよう。

ともに国内の地方路線への導入を予定しているANAとJALだが、実は現時点で2社の方針には大きな違いがある。羽田空港発着路線の取り扱いだ。

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