自分の成長にブレーキかける人が陥る3つの思考 何歳になっても成長し、自己実現の為に大切な事
陥りがちな「成長の落とし穴」
人生100年時代と言われる今、何歳になっても学び続けること、成長し続けることは、誰にとっても不可欠です。しかし、ある思考パターンの強い人は、学びや成長のチャンスを見逃してしまったり、受け入れられなかったりすることが多いといいます。
そこでここでは、持っていたら要注意の、ビジネスパーソンの成長や学びを阻む3つの思考パターンと、そこから脱却するための「アンラーン」という考え方について紹介します。
現状に100%満足しているわけではないけれど、でも、それなりにうまくいっている。ここまで何とかやってきたことに自分なりの誇りも持っている。世の中での新しい動きや変化を知らないわけではないし、少しは興味もあるものの、今までにつくりあげてきた形を崩してまで、新しいものを取りにいこうとは思わない。
こういう気持ちは、歳を重ねるほど強くなります。培ってきたものが大きい分、身軽に動けなくなってしまうのは仕方のないことだと思います。
たとえば今から三十数年前、オフィスに初めてコンピュータが登場したとき、使い方を覚えるのは新入社員を含め若手の役割でした。多くの上司は「今さら覚えたくない」と高みの見物で、若手社員に任せっきりという態度でいたように思います。