クリスマス直前!「婚活ツール」の適切な選び方 アプリ・相談所・支援センターそれぞれの特徴

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【結婚相談所の活用法】

これまでの説明からもわかるように、とくに20代男性の供給不足ですから、もし20代の男性の方が登録すれば年収の多寡によらず、20代女性からは申し込みが殺到するケースが最近では少なくありません。「それを狙ってあえて結婚相談所に登録しました」という20代半ばの男性もおられました(登録3カ月以内に成婚退会しています)。

実際、筆者の知る相談所でも、入社してそこそこの20代男性がたまに入会(ここが注目点)してこられると、初日より20代女性からの複数のお見合いの申し込みが舞い込んでくる状況とのことでした。

相談所の会員の年齢分布に男女差がある関係で「年下夫はまず成立しないだろう」と思う方もいるかもしれませんが、日本全体でみても20代前半男性の4割、20代後半男性の3割が少し年上の女性と結婚していますし、結婚願望のある若い男性なら、今の相談所はおすすめかもしれません。

ただし、それなりの金額の会費が発生しますので、

  • ・相談所によっては会員構造を把握しており、若い男性を料金優遇してくれるところがある
  • ・親などから会費負担の支援がある
  • ・短期決戦でちょっと金額的に背伸びして自己投資として登録をする

のいずれかの条件にあてはまるのならば、短期決戦でおすすめしたいと思います。ただし、どのような方法でもそうですが、ダラダラとした婚活はやめましょう。統計的に考えるならば、婚活する男女にとって、年齢が上がるメリットは今の時代はありません。

結婚相談所は例えるなら「不動産屋さん」

【結婚相談所の注意点】

どこの業界でもそうですが、結婚相談所も玉石混淆です。結婚相談所にデータを提供する会社が、不動産でいう情報サイトなら、各結婚相談所(相談員)はそのデータをもとに賃貸物件や購入物件を探してくれる「不動産屋さん」です。

ゆえに、相談所の支援者の皆さんから次のような声があがってきます。

  • ・ダラダラとした婚活を放置するような相談所は手数料ビジネスなので選ばない
  • ・しっかりとしたカウンセリングやコンシェルジュ対応の相談所にする(写真、紹介文、マッチングのしやすさのレクチャーなど)

また、登録するまでは熱心でも登録後は放置したり、年の差婚希望の男性に「そういう若い女性会員がたくさん登録していますよ」などと、詭弁を弄するような説明をしたりする相談所は避けたほうが無難です。なぜ詭弁かというと、好みの会員が登録していることと、希望者がその方に選ばれることとは、まったく別の話だからです。

また、金額の壁があるために、どうしても顧客獲得の観点から都会にある相談所が多く、ゆえに都会の登録者が多い(都会のほうの方が有利な)傾向となります。

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