クリスマス直前!「婚活ツール」の適切な選び方 アプリ・相談所・支援センターそれぞれの特徴

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【結婚相談所が向いている人】

洋服を購入しに行くとき、店員さんに懇切丁寧にサポートしてもらって服を決めるほうがいい、というような、お店の人からアドバイスをもらうことをとくに好まれる方は、良心的な相談所に当たれば非常に快適な婚活になるでしょう。

しかし、何でも自分で決めたいからかまわないでほしい、自分の言うとおりに相手が動かないと我慢ならない、という方は、「相談所の相談所たる機能」を必要とされていないので、その機能にかかる金額をよく考えて利用されることが賢明だと思います。また、都合のいい話につられやすい、というような、他人のアドバイスを鵜吞みにして信じやすい方も、気をつけたほうがいいでしょう。

相談所はある程度の安定収入がないと会費負担が続かないケースも多いですが、その分、学歴などお相手の開示条件はしっかりしています。まずは条件(年収・年齢・学歴・職業・婚歴等の開示)重視という方は相談所がいいかもしれません。

② マッチングアプリ(独身証明書提出が不要な媒体)

【マッチングアプリの一般的な傾向と課題】

結婚相談所とは異なり新しい婚活媒体であるため当然かもしれませんが、筆者が大手マッチングアプリ運営会社数社から情報提供いただいた内容を見たところ、20代が最も多く、年代が上がるにつれて減少します。また、相談所と異なり、若い男性のほうが若い女性より多く登録しています。

比較的若い男女が多いので一見、出会いやすく感じます。しかし、男性のみ登録料を有料としているアプリが多いため、男女同負担が一般的な相談所や自治体センターに比べると、「どうせ無料だし」「遊び相手探しでもいいかな」と女性側の行動が活性化しにくい難点もあります。そうなると、男性側にも一定割合は婚活目的以外の方が含まれてきます。

運転免許証など身分証明書を提出してIDを登録するので、実在する方ではあるものの、プロフィールは自己申告制であるため、比較的高い収入の男性や経営者といった女性受けのよさそうなプロフィールへ書き換えが行われることも少なからずあるようです。

こちらは今後、男女同額登録料とする、ある程度の本人プロフィールの証明は必要とする、もしくは任意で証明を提出可能とし、証明が提出された項目については「確認済み」の表示がその項目に表示される、などの仕組みが導入されれば、より信頼性が向上し安心して使える方がさらに増えるようになるかもしれません。

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