「自分で自分を潰す人」がやりがちな思考のクセ 疲弊感なく物事を継続するために必要なこと
多くの人が「続けること」が苦手な原因
何かを始めようとしたとき、すぐに挫折してしまう人は少なくありません。
もちろん、その原因には継続性がポイントにあることは間違いありませんが、新しい習慣が長く続きにくい理由には、もっと根源的な要因が潜んでいます。
それが「義務感」です。
たとえば、とくに男性は覚えがあるかもしれませんが、子どもの頃、小学校まで石ころを蹴りながら登校したことがなかったでしょうか?
あれって誰からもお願いされたことじゃないのに、石がドブに落ちたりしないようにコツコツ丁寧に蹴っていたんですよね。
でも、あれを真面目に「毎日通学路で石を蹴らなくちゃ」と、タスク化して意識すると、かなりしんどいですよね。
そのしんどさを感じるか、感じないかの差を生むものが、「義務感」の有無なんです。
ただただ通学路で石を蹴っているうちは、「義務感」は発生しません。
石を蹴ることがめちゃくちゃ楽しい、というわけではないかもしれませんが、自分が狙ったところに石が行くように、無心で蹴っているからです。
これは、わかりやすい動的でハイな高揚感の楽しさではありませんが、静かで邪念のない喜びや集中で満たされている、ある種のゾーンのような状態です。
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