「最安値を求めてネット検索」が不幸につながる訳 現代人が陥りがちな「人生をダメにするワナ」

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夕方疲れて帰宅するとドアにこんな紙袋が! 中にはなんと、近所のおばちゃんが作った揚げたての天ぷらが! 間違いなく現代における奇跡(写真:筆者提供)
疫病、災害、老後……。これほど便利で豊かな時代なのに、なぜだか未来は不安でいっぱい。そんな中、50歳で早期退職し、コロナ禍で講演収入がほぼゼロとなっても、楽しく我慢なしの「買わない生活」をしているという稲垣えみ子氏。不安の時代の最強のライフスタイルを実践する筆者の徒然日記、連載第34回をお届けします。

うっかり「奪う人」になっていた私

金持ちもそうでない人も、国民こぞって「老後の資金が足りません!」と戦々恐々と生きざるをえない世の中で、「いや……必要なものはもらって生きるんで何の不安もないですがそれが何か?」というジョーダンのような暮らしを実践している身として、もしあなたもこのような桃源郷すなわち「もらう」生活に至りたいと思えば、まずは「あげる」ところからスタートせよと前回、熱くアドバイスをさせていただいたところである。

稲垣えみ子氏による連載34回目です。

何度も言うが、これは実に肝心なところだ。

なぜって、いきなり「もらう」ところからスタートしようとすると、ふと気づけば、絶えず「スキあらば誰かから何かをもらって(奪って)やろう」と虎視眈々と狙っているというトンデモナイ人になってしまい、当然のことながら友人も知人も用心してサーっと離れていってしまうことはほぼ確実だからだ。

親切な人に囲まれたノホホンライフを目指すはずが、まさかの孤独な人生まっしぐら! なので間違ってもそんなところからスタートしてはいけないのである。

……と、このように書くとですね、多くの人が「そりゃそーだよね」とフンフン頷く姿が目に浮かぶようだ。

そう、まるで他人事のように。

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