日本人は「英語が細部まで表す言語」だと知らない 謝罪のさまざまなパターンから見る「英語のクセ」

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◆基本的な謝罪パターン<謝罪+理由>
(出所)『それわ英語ぢゃないだらふ』(幻冬舎、以下同)

(外部配信先では文例を示した図を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください)

「軽視されているかもしれない」と思われないために

謝罪のことばに「理由」を加えるパターンです。謝罪のことばだけで終わると、相手は「理由を聞かせてもらえないくらい私は軽視されているのかもしれない」と考えてしまうこともあります。謝罪のことばで終わらないことがとても大切なのです。

(1)のSorry I'm so late.は、何がsorry(申し訳ない)なのかを後ろに置いた節が展開する説明ルールの形です。

(2)はお客様に対する謝罪です。awfully(ひどく)が申し訳なさを強調し、礼儀正しい謝罪となっています。awfullyの代わりにterribly(ひどく)を加えてもいいでしょう。

unfortunately以下が「理由」。short-staffedは「人手不足の」。staffの人数が足りない(short)だということです。

<謝罪+約束><謝罪+代案>でさらに会話上手に

こちらも重要パターンです。「約束」が謝罪に加えられています。(2)は仕事上の謝罪です。問題解決を確約することにより、真摯な態度が伝わります。

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