なかなか寝ない赤ちゃん・すぐ寝る赤ちゃんの差 ママやパパがイライラしている時ほど寝ない訳

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方法その3:体温で眠りを誘う

ヒトは眠りにつくときに体の中の体温(深部体温)を下げて入眠する性質があります。そのため、お風呂に入って体温が上がり、それが下がってくる波に乗って眠りに入れるとスムーズに眠りやすくなるのです。

入浴から就寝までの推奨時間はおよそ45〜60分程度です。入浴直後すぐにパジャマを着せて寝室に連れて行くと、まだ体がホカホカで眠りにつきづらい可能性があるので少し放熱の時間を持ってタイミングを図るようにしましょう。

心を「寝るモード」にする方法

体だけでなく心も寝るモードにしてあげることを意識してみましょう。寝る直前にサスペンスドラマを見てドキドキしていると、大人もなかなか寝つけないですよね。興奮したり不安な気持ちになったりすることを避け、安心してリラックスした状態にしてあげましょう。

方法その1:声がけでリラックスさせる

「また今日も寝かしつけか……」と暗くどんよりした気持ちになることもあるでしょうが、それを赤ちゃんが察知すると、より寝かしつけに時間がかかる可能性があります。せめて、寝る前だけでもやさしいトーンの声かけを意識してみてください。声のトーンは低めに、ささやくように「もうすぐねんねの時間だね」と声をかけてなでてあげるのも良いですね。

親子共に自然に楽しい気持ちになるために、寝る前に1日の楽しかったことや、嬉しかったことの振り返りをするのもおすすめです。「今日、緑色の電車が走ってるの見えたね〜」「ちょうちょが飛んでいたよね〜」など、ささいなことで良いので、今日楽しかったことをお話ししてみましょう。

方法その2:スキンシップでリラックスさせる

肌と肌を触れ合わせるとお互いにリラックス効果があります。寝る前にハグをしたり、頬をすりすりしたり、マッサージをしたりしてスキンシップをとることで、リラックスした気分になって心が寝るモードに向かいやすくなります。お風呂上がりのスキンケアを兼ねて、ベビーマッサージを行うのも良いでしょう。

方法その3:寝室=リラックスと認識させる

怖がってしまっていたりすると、寝るモードになりづらくなってしまうこともあります。寝室は「寝る場所」「リラックスする場所」と覚えてもらいましょう。

ねんねママ 乳幼児睡眠コンサルタント

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ねんねまま / Nenemama

乳幼児睡眠コンサルタント。CISA認定小児スリープコンサルタント。米国IPHI認定妊婦と子供の睡眠コンサルタント。 慶應義塾大学環境情報学部卒業後、新卒で総合広告代理店に入社。長女の夜泣きに悩んだことをきっかけに乳幼児の睡眠について学び、乳幼児睡眠コンサルタントとして活動開始。個別コンサルテーションやねんね講座の他、運営する「寝かしつけ強化クラス」では月間200問以上の睡眠に関する質問回答を行なっている。日本初の乳幼児睡眠を専門に学べるYouTube「寝かしつけ専門学校 ねんねママちゃんねる」を立ち上げ、運営。その他にもInstagramやVoicyなどのSNSでも寝かしつけに悩む親向けの情報を発信中

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