なかなか寝ない赤ちゃん・すぐ寝る赤ちゃんの差 ママやパパがイライラしている時ほど寝ない訳

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視点1:就寝ルーティーン

ねんねの納得度を高めるために大事なのが就寝ルーティーンです。ルーティーンとは同じ行動を繰り返すことです。毎日寝る前に同じ流れを繰り返すことで、赤ちゃん自身に「この後はおっぱいを飲んで、絵本を読んでねんねだな」と理解させることにつながります。次に起こることが予測できることで赤ちゃんは安心し、眠りを受け入れる心の準備ができるのです。

就寝ルーティーンの内容に決まりはありません。たとえば、お風呂からあがる→スキンケアをする→授乳をする→絵本を読む→電気を消すといった流れが一例です。「絵本を読まなければいけない」などの決まりはありません。ご家庭で取り入れやすい内容で行いつつ、月齢や成長度合いに応じて臨機応変に変化させていきましょう。ただし、授乳での寝かしつけをやめていきたい場合は、ルーティーンの最後を授乳にするのは避けていくと良いでしょう

視点2:眠たい空気づくり

ねんねの納得度を高めるためにもう1つ重要なのが眠たい空気づくりです。目も頭もぴっかり冴えて起きているのに「もう時間だから寝なさい」と言われても、納得できないし眠れないですよね。スムーズに寝かしつけるためには、いかにして体を寝るモードにしていくかが大事な鍵になります。寝るモードへのアプローチは体と心からの2通りありますので、それぞれご紹介していきます。

体を「寝るモード」にする方法

方法その1:暗くして眠りを誘う

ヒトは光を感じると覚醒し、暗いところではリラックスして眠たくなるようにできています。これにはメラトニン(別名:睡眠ホルモン)というホルモンが関係しています。

夕方以降に暗いところにいるとメラトニンが分泌され、「もうすぐ寝る時間だよ!!」という信号を発します。これによって眠気がつくられるのです。

スムーズに寝ついてもらうために、遅くとも就寝の1時間前、できれば2時間前からは明かりを落とし始めて徐々に暗くしていくようにしましょう。

方法その2:生活リズムで眠りを誘う

毎日同じ時間に起きて、同じ時間に寝るリズムができていると、おおよそ寝る前の時刻になると自然と眠い状態を作り出すことができます。

とはいっても、毎日同じ時間に昼寝をとるのはなかなか難しいですよね! 1時間寝かせる予定だったのに30分で起きてしまうことも、寝つきが悪くて寝かせたい時間を大幅にオーバーしてしまうことだって、よくあることです。

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それはそれでいいんです。ガチガチに気にしすぎるのは心の毒! できる範囲のことをしましょう。

まずは起床時刻と就寝時刻を統一していくことをおすすめします。眠りに落ちる時刻を統一するのは難しいですが、寝室に行って寝かしつけを始める時刻を統一するだけなら、取り組みやすいのではないでしょうか?

起床時刻よりも早く起きてしまった場合、カーテンを閉めて寝室で待ちます(泣いてしまっているならあやすのはOK、遊び相手にはならないでおきましょう)。そしていつもの起床時刻になったら「おはよう!」と元気に挨拶してカーテンを開けましょう。

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