なお、転園先が保育園か幼稚園かに限らず、転園を検討したほうがよい場合もあります。たとえば、次のような場合です。
①園庭がないのにお散歩も少ない
幼稚園の基準では園庭は必須ですが、認可保育園の基準では公園で代替してもよく、園庭のない園がふえています。園庭がないのにお散歩も少ない園は、この時期の体の発達に必要な運動量を確保できていない可能性があります。体操教室などがあっても、戸外遊びは十分に確保する必要があります。
幼稚園の基準では園庭は必須ですが、認可保育園の基準では公園で代替してもよく、園庭のない園がふえています。園庭がないのにお散歩も少ない園は、この時期の体の発達に必要な運動量を確保できていない可能性があります。体操教室などがあっても、戸外遊びは十分に確保する必要があります。
②幼児が少ない
低年齢児中心の認可外園などでは、3歳以上児が少ない場合があります。数人いれば仲間遊びができますが、1人とか2人になると、小さい子どもたちの中でぽつねんとしてしまう時間があるかもしれません。
低年齢児中心の認可外園などでは、3歳以上児が少ない場合があります。数人いれば仲間遊びができますが、1人とか2人になると、小さい子どもたちの中でぽつねんとしてしまう時間があるかもしれません。
③保育者がきつい・子どもが怯えている
子どもへの当たりがきつい、怒鳴る、侮辱する、閉じ込める、体を乱暴に扱う、といった保育者の行為は問題です。こういった不適切保育は子どもの心に悪影響を与える場合があります。
子どもへの当たりがきつい、怒鳴る、侮辱する、閉じ込める、体を乱暴に扱う、といった保育者の行為は問題です。こういった不適切保育は子どもの心に悪影響を与える場合があります。
「保育園から幼稚園」に転園する際のチェックリスト
転園先として幼稚園を選ぶ場合、念のために次のことをチェックしておいたほうがよいでしょう。
①預かり保育:保育時間、保育日(長期休暇中も含め)、保育の内容(部屋の中でビデオを見せているだけという園もあった)、お昼寝の有無(年少で長時間保育の場合、お昼寝がないと困ることも)などは確認しておきましょう。
②給食:保育園は必ず調理室があって園内調理の食事が出ますが、幼稚園はない場合も多いでしょう。外部の業者から食事を搬入している場合は、どんな食事内容なのか、お弁当の日はあるのか、どのくらいあるのか、などが気になります。
③行事等:保育園では行事を土日に設定する場合が多いのですが、幼稚園は平日の日中に行事やPTA活動などを行うところも少なくないようです。仕事を休みにくい人は、行事日程にも注意しましょう。
④働く親への理解:上記のことに関係しますが、親が働いている家庭の事情を理解し、応援してくれているかどうかは見ておく必要があります。預かり保育を実施していても、母親が働くことに賛成ではない園もあって、いろんな場面で対立してしまうこともあります。
保育園も幼稚園もさまざまです。保育園にしても幼稚園にしても、園生活をしっかり見て選ぶことをお勧めします。
ブックマーク
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
トピックボードAD
有料会員限定記事
キャリア・教育の人気記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら