これから「人を進化させる新技術」が次々生まれる 白熱対談!未来の人類「ネオ・ヒューマン」の姿
テクノロジーの進化を「受け入れる主体」は誰か
南澤孝太(以下、南澤):僕は、テクノロジーを使った人間拡張について研究していることもあり、『ネオ・ヒューマン』を読んでうなずくことが多かったです。ちょっと前までは「絵空事」だったことも、必要としている人が選択し、かつ実際に作っているところまで来ているということを強く感じました。
本書には、死後もAIの自分が生き続けていくなど、一見突拍子もないことも書かれています。テクノロジーとしては近い将来できるようになると思われますが、それは「自分」と言えるのだろうかという問題があります。
僕個人は、「ちゃんと死にたい派」なんです。生きている間はいろんなことを積み重ねていきたいのですが、死後は、それを自分の存在のまま残すよりは、きれいに消し去りたいと思うんです。



















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