元アイドル作家「ギャラ交渉、赤裸々に話します」 大木亜希子×遠藤舞「仕事とファンの増やし方」

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SDN48の元メンバー、大木亜希子さん(右)と「アイドリング!!!」の元メンバー、遠藤舞さんによる仕事談義。後編でもっと掘り下げます(撮影:尾形 文繁)
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「アイドリング!!!」元メンバーで、現在はボイストレーナーとして活躍する遠藤舞氏と女性アイドルグループ・SDN48の元メンバーで、現在はフリーランスの作家・女優として活躍する大木亜希子氏。2人ともアイドルグループ卒業後は一般企業に就職し、紆余曲折を経て現在の仕事に至った経歴を持ち、いずれも自身も絡めたアイドルのセカンドキャリアがテーマになった著書を上肢している。
「アイドルの『潰しがきかない』って本当の話ですか」(7月20日配信)に続いて、初めて顔を合わせた2人の元アイドルが仕事観について徹底的に語り合った。
(構成:岡本拓/ライター)

『アイドル、やめました』は持ち込み

大木 亜希子(以下、大木):前回は私たちが今の仕事に至るまでのことを話しましたけど、遠藤さんはボイストレーナーとして活動される一方、今年2月には著書『若いカワイイからの卒業』を発売されていますね。

遠藤 舞(以下、遠藤):noteの記事がきっかけで声をかけてもらったんです。大木さんは今年6月に文庫版として発売になった『アイドル、やめました。AKB48のセカンドキャリア』のほかにも出されていますけど、出版の経緯を伺ってもいいですか?

大木:実は『アイドル、やめました。』は持ち込みなんです。

遠藤:えー、そうなんですね!

大木:担当の編集者さんと最初にお会いしたのも、出版社とかではなく、友人の作家さんのブックイベントで。質問コーナーで「アイドルのセカンドキャリアの本を出したいです。編集者さんとつないでください」って言ったんですよ。今振り返っても超空気読めてなかったと思いますけど、やりたいことだったからできたのかなと。編集者さんも後から「気迫に負けました」って言ってくださって。

遠藤:人脈を自分で作ったんですね。

大木:そうですね。遠藤さんは人の縁をつなぐうえで、気をつけていることってありますか。

遠藤:何よりも誠実に仕事をすること。時間を守る、期限を守る、お金のこともきっちりやる。めちゃくちゃ基本的なところではあるんですけど。

大木:大事ですよね。

遠藤:あとはやっぱりバラエティー出身っていうことがあって、お会いした方をつねに笑わせようとしているような気がします。それで仲良くなっていって、お仕事をいただけることが多いですね。

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