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元アイドル作家「ギャラ交渉、赤裸々に話します」 大木亜希子×遠藤舞「仕事とファンの増やし方」

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大木:今ではこんなふうにお話ししてる私も、最初に伝える時は怖かったんです。でも、実際にいいPVを取って3万円にしてもらった後に、同じところから数十万円の案件をいただいたんですよ。

遠藤さんのお仕事はライターのように目に見える数字はないのかもしれないですけど、「良かった」って言ってくる方どんどん増えたら上がっていきそうな気がします。

遠藤:それでも言うのに勇気が必要そうです。

大木:キーワードは「失礼な言い方じゃなければ、お相手は何を聞いても忘れる」ということ。忙しい人ってすぐに忘れるじゃないですか。

遠藤:確かに(笑)。

大木:失礼じゃなく丁寧に交渉をして、それでもしネチネチ言ってくる人だったら、その人はそもそも仕事ができないんです。仕事が早い人は、忘れるのも早いんですよ。

遠藤:大木さんの仕事術を欲している人っていっぱいいると思うんですけど、そういうのを記事や著書などにまとめる予定はないんですか。

大木:再現可能かなと思っちゃうんですよね。

『若いカワイイからの卒業』(リットーミュージック)書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします。

遠藤:全然できると思いますよ!

大木:でも、武勇伝化しすぎても良くないと思うんです。私は宝島社に持ち込んで幸運にも書籍化してもらえましたけど、それって編集者さんの力添えがあったからで。

そうなると、結局何が大切かっていうと、人を大切にすることじゃないかなって。今、私は漫画などいろんな形で作品を出してもらっている時期でして、だからこそ人を大切にする時期なんだと思っています。私は人に恵まれているけど、でも人生は波があるから、そのときに助けてくれる人を増やそうと思っています……計算高いですかね(笑)。

遠藤:でも、成功されている方ってつまずいた時に、手を差し伸べてくれる人が多い気がします。

アイドルのセカンドキャリアはどうなってほしい?

大木:最後にお聞きしたいんですけど、遠藤さんはアイドルのセカンドキャリアがどうなっていくといいなと思いますか。

遠藤:もう少しみんなが不安を拭えるような世の中になるといいなと思いますね。受け入れ先が増えたりとか、もうそれこそ私たちみたいな元アイドルでキャリアを形成している、ロールモデル的な人が、世の中に増えることが安心感を与えてあげると思います。

われわれの使命は、「どうやってきたからこうなれた」ということをちゃんと言語化して、その因果を伝えていくことかなっていうのは常々思っています。大木さんはどうですか。

大木:私には「女の子がお金を稼いで生きていくための学校を作りたい」という大きなビジョンがあるんです。今は教育機関が少ないと思うんですね。お金の学校は増えてきているけど、もっと精神論から教えなきゃいけないし、セクハラパワハラで傷ついた子をケアする心理的安全も必要ですし。そうやって作った学校で、若い女性を支援できたらいいなと思いますね。

(撮影:尾形文繁)

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