ふわっとおいしい「おにぎり」を握る4つのコツ お米のプロ直伝!炊き方にもポイントがある
お弁当の定番〝おにぎり〟をおいしく握るには?
お弁当に欠かせないおにぎり。
特に子どもがいると作る機会も多いと思いますが、ふわっとおいしく握るのは意外と難しいもの。
ということで、改めて知りたいおいしいおにぎりの握り方を、お米のプロに聞きました!
今回教えてくださったのは、渋谷区神宮前の「小池精米店」三代目店主・五つ星お米マイスターの小池理雄さん。
おいしいおにぎりを作るには、まずお米を炊くところから!
【POINT1】お米を量るときは計量カップすりきりで
計量カップは重さではなく体積で量るものなので、トントンと衝撃を与えて隙間なくお米を詰めてしまうのはNG。軽くすくって、さっとすりきるのが正しい量り方です。
【POINT2】お米は軽く〝洗う〟
昔はヌカが多くついていたため「お米を研ぐ」と言いましたが、今は「お米を洗う」というのが一般的。実際には洗わずに食べてもいいくらいですが、口にいれるものなので野菜と同じように洗うようにします。
現代の精米技術は性能がよく基本的なぬかは取れているので、手を広げた感じで軽くいい加減に洗うとうまみを損ないません。ぬかの部分もうまみなので米粒が割れないようにある程度残してOK、水もきれいにならずとも半透明くらいで十分です。また、ざる上げして放置するとお米が乾燥して米粒が割れるのでご注意を。