小3の息子と「余命3カ月の母」が自宅で迎えた最期 幼い息子に病状を伝えるべきか悩んだ末に…

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まだ幼い子どもを残して、余命わずかと宣告されたとき、あなたと家族はどうしますか?

「死亡率は100%」死は誰にでも訪れます。

ですが、まだ幼い子どもを残して、余命わずかと宣告されたとき、あなたと家族はどうするでしょうか?残された時間を、できればおうちで、楽に、やりたいことをやり、後悔しないで、そして安心して過ごしたいと思うのではないでしょうか。

『ねこマンガ 在宅医たんぽぽ先生物語 さいごはおうちで』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

愛媛県で在宅医療を始めて20年、たんぽぽ先生こと永井康徳先生と患者さんの実話が、『ねこマンガ 在宅医たんぽぽ先生物語 さいごはおうちで』になりました。

本稿では同書から一部を抜粋し、末期がんで余命3カ月と告げられたさゆりさんのマンガをお届けします。

家族と在宅医療のスタッフに支えられながら、自分のやりたいことをできるだけかなえて、さよならをする日まで精いっぱい生きたお話です。

この記事の漫画を読む(11ページ)
永井 康徳 医療法人ゆうの森理事長 たんぽぽクリニック医師

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ながい やすのり / Yasunori Nagai

2000年に愛媛県松山市で在宅医療専門クリニックを開業。職員3人、患者ゼロからスタートする。「理念」「システム」「人財」において、高いレベルを維持することで在宅医療の「質を高めること」を目指してきた。現在は職員数約100人となり、多職種のチームで協働して行う在宅医療を主体に入院、外来診療も行う。2012年には市町村合併の余波で廃止となった人口1100人の町の公立診療所を民間移譲した。このへき地医療への取り組みで、2016年に第1回日本サービス大賞地方創生大臣賞を受賞。全国での講演会や専門職向けの研修会など、在宅医療の普及に積極的に取り組んでいる。

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ミューズワーク (ねこまき)

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2002年より名古屋を拠点にイラストレーターとして活動を開始。コミックエッセイをはじめ、犬や猫のゆるキャラマンガ、広告イラストや、アニメも手がけている。ねこまきとの共著に70万部超の大ヒット「ねことじいちゃん」シリーズ(KADOKAWA)や、心がほっこりする「トラとミケ」シリーズ(小学館)など人気作品が多数ある。

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