小3の息子と「余命3カ月の母」が自宅で迎えた最期 幼い息子に病状を伝えるべきか悩んだ末に…

✎ 1 ✎ 2 ✎ 3
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
まだ幼い子どもを残して、余命わずかと宣告されたとき、あなたと家族はどうしますか?

「死亡率は100%」死は誰にでも訪れます。

ですが、まだ幼い子どもを残して、余命わずかと宣告されたとき、あなたと家族はどうするでしょうか?残された時間を、できればおうちで、楽に、やりたいことをやり、後悔しないで、そして安心して過ごしたいと思うのではないでしょうか。

『ねこマンガ 在宅医たんぽぽ先生物語 さいごはおうちで』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

愛媛県で在宅医療を始めて20年、たんぽぽ先生こと永井康徳先生と患者さんの実話が、『ねこマンガ 在宅医たんぽぽ先生物語 さいごはおうちで』になりました。

本稿では同書から一部を抜粋し、末期がんで余命3カ月と告げられたさゆりさんのマンガをお届けします。

家族と在宅医療のスタッフに支えられながら、自分のやりたいことをできるだけかなえて、さよならをする日まで精いっぱい生きたお話です。

この記事の漫画を読む(11ページ)
永井 康徳 医療法人ゆうの森理事長 たんぽぽクリニック医師

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

ながい やすのり / Yasunori Nagai

愛媛県の僻地診療所勤務の後、2000年に愛媛県松山市で、四国で初めての在宅医療専門のたんぽぽクリニックを開業。「理念」と「システム」と「人材」のすべてを高いレベルで維持して在宅医療の質を高めることをめざし、現在は常勤医10人、職員100人の多職種チームで在宅医療を主体に、有床診療所、外来の運営も行っている。

平成22年には市町村合併の余波で廃止となった人口約1200人の町の国保へき地診療所を民営化し、開設4カ月で黒字化を達成。そのへき地医療への取り組みは平成28年に第1回日本サービス大賞地方創生大臣賞を受賞。

全国各地での講演を行い、「全国在宅医療テスト」や「今すぐ役立つ在宅医療未来道場(通称いまみら)」「流石カフェ」など在宅医療の普及のための様々な取り組みを行っている。コロナ禍で現地講演会が難しくなってからは、YouTubeで「たんぽぽ先生の在宅医療チャンネル」を開始している。

この著者の記事一覧はこちら
ミューズワーク (ねこまき)

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

2002年より名古屋を拠点にイラストレーターとして活動を開始。コミックエッセイをはじめ、犬や猫のゆるキャラマンガ、広告イラストや、アニメも手がけている。ねこまきとの共著に70万部超の大ヒット「ねことじいちゃん」シリーズ(KADOKAWA)や、心がほっこりする「トラとミケ」シリーズ(小学館)など人気作品が多数ある。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事