ウザい「お節介教え魔」が日本人に多すぎる訳 あなたは大丈夫?「3つの注意点」も紹介

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その3つの要因は、以下のとおりです。

【1】そのアドバイスを得るのに「お金」がかかるかどうか
たとえば、弁護士など、「そのアドバイスを得るために高額なお金を払わなければならない場合」には、言うことを聞き入れようとするものです。

【2】アドバイスをしてくれる人が「プロ」や「経験を積んでいる」ことが明らかかどうか
医者や有名な占い師や有名人、「明らかに権威がある人のアドバイス」は受け入れられやすい傾向にあります。

【3】聞き手が「アドバイスを受け入れる精神状態」かどうか
自信があったり、怒りを覚えていたりする状態などでは、他人のアドバイスは受け入れにくいものです。

つまり、「教えようとする人が『明白な権威』を持つその道のプロで、教えられる側も『何らかの意見を求めている状態』でなければ、アドバイスは効力がない」ということになります。

「何かを言えば、伝わる」は幻想でしかない

歓迎されない「教え魔」にならないように、次の3つの点に注意してみましょう。

【注意点1】アドバイスは「頼まれない限り、絶対しない」

「アドバイスは基本、頼まれない限りは絶対にしないほうがいい」ということです。人はどうしても、「自分が何か言えば、相手は考え方を変えてくれるはず、伝わるはず」と考えがち。

しかし、「相手が『聞こう』という姿勢」を持ち、かつ、話す内容が「相手が『聞きたい』と思うこと」と「合致」していなければ、何ら聞いてはくれませんし、すべてはねつけられるだけです。

「何かを言えば、何かは伝わる」は幻想でしかないのです。「自分が正しい、相手が間違っている」というスタンスに立ったアドバイスは効き目がないばかりでなく、相手にとっては迷惑でしかありません。

明白にアドバイスを求められた場合以外、勝手に押し付けてはいけません

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