就活の面接で「受かる学生」と「落ちる学生」の差

リモートでは「ハキハキ」「理路整然」がより重要

オンラインでの実施も一般的になった新卒採用の面接では、どんな学生が高評価を得るのだろうか(写真:yongshan/PIXTA)

3月に入り新卒採用が本格化している。これから面接が始まり、就活の仕上げ段階に入る。学生は早く内定を得たいと願うが、だれもが評価されるわけではない。企業はどんなポイントを見て評価しているのだろうか? 2021年卒採用を担当した面接官のコメントを紹介する。面接が本格化する前に点検してほしい。

自分がどのような印象を他人に与えるのかを知ることは難しいし、間違いや勘違いすることもある。近しい人間、例えば親・兄弟姉妹や友だちの意見は役に立つだろう。もう少し専門的なアドバイスならキャリアセンターを利用してほしい。

リモート面接による変化

「人事部」「面接官」に緊張する学生は多い。大人に厳しく採点されると思い込んでいるのだろう。確かに厳しい面接官はいる。2010年代前半には「圧迫面接」という手法が流行し、学生を追い込む面接官は珍しくなかった。

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言い分は、「ストレス耐性を見極める」というもの。しかし、この数年で「圧迫」という言葉を聞くことは少なくなった。少なくなった理由の1つは、口コミサイトの利用が一般化したことだろう。面接は密室ではなくなり、交わされる問答はサイトに公開される。面接官が自らの言動に慎重になるのは当たり前だ。

そして、学生をあたたかく見守る面接官は多い。学生の多くは、立て板に水のPRが面接の理想型と思い込んでいるようだが、口下手な学生に好意的な意見は多い。例えば、「緊張してうまく話せなくても一生懸命さが伝わる人」「たどたどしくても自分なりの意見を言える人」。すべての面接官がつねにどの学生に対しても好意的というわけではないが、真摯で誠実な学生は評価される。

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