urban legend(都市伝説)と呼ぶには初耳すぎて笑ってしまったのですが、意味的にはほぼ正しいところが厄介ですね(笑)。
この「ノマド」、語源は英語のnomadで、元来は「遊牧民」「放浪者」という意味。辞書で定義を見てみましょう。
⦅食物や牧草地を求めて住居を移動しながら生活する⦆遊動民、遊牧民、ノーマッド;放浪者
1. a member of a tribe that travels from place to place, especially to find fields for their animals: the desert nomads(さまざまな場所へ移動を続ける民族のひとり、特に家畜のための牧草地を求めて移動する): 砂漠の遊牧民
2. someone who often travels from place to place or who changes jobs, homes etc. often(頻繁に場所を移動したり、よく仕事や住居を変える人)
カタカナでは「ノマド」と表記されますが、英語の発音は/ˈnoʊmæd/(ノウミャッドゥ)ですので、「ノウマッド」と表記するほうがより英語の音に近くなります。この「ノマドワーカー」、英語ではnomad workerではなく、一般的にはdigital nomadと言いますので覚えておいてください。
ノマドワーク、テレワーク、リモートワークの違いは?
純粋に言葉だけの定義の話をすると、「ノマドワーク」「テレワーク」「リモートワーク」の3つにはそれほど大きな違いはないのですが、人によって異なる定義で使うことが多いようです。一概に決めつけることはできないのですが、傾向としてどのような用法があるのかを紹介しますので、参考にしてください。
「ノマドワーク」はフリーランスで仕事をする人を指すことが多いようです。言葉自体にはそのような定義はないのですが、雇用形態も含めてフリーな「遊牧民」のようなイメージなのかもしれません。「テレワーク」というと、オフィスでの勤務にとらわれない働き方というイメージで、政府の方針や制度というイメージがあります。
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