足腰が痛む「新・国民病」簡単にラクにするコツ 「ずぼらストレッチ」で寝ながら腰痛を治す

拡大
縮小
“新国民病”とも呼べるような「脊柱管狭窄症」。今回は腰椎のねじれのチェック方法と、寝ながらできるストレッチを紹介します(写真:Ushico/PIXTA)

みなさん、腰痛は気になりませんか? 腰痛持ちの人は、全国で約3000万人(日本整形外科学会の調査)。日本の人口の4分の1に及ぶ数字で、まさに“国民病”です。

【2023年11月20日追記】データ出所に誤りがありましたので訂正しました

しかも、昨今のテレワークや外出自粛による運動不足の影響か、腰痛を訴える人は増加傾向にあります。

“新国民病”の脊柱管狭窄症

私は、大阪市にある西住之江整体院の院長で、白井天道と申します。私は最近、『タイプ別診断で寝ながら治す脊柱管狭窄症』という書籍を刊行しました。

「脊柱管狭窄症」は、和歌山県立医大などの調査によると、日本の推定患者数は580万人という説もあります。“新国民病”とも呼べるような病なのです。

「脊柱管狭窄症」とは、背骨の中にある「脊柱管」が狭くなることで、その中を通る神経を圧迫して、足腰の痛みやシビレを引き起こす病気です。

(画像:『タイプ別診断で寝ながら治す脊柱管狭窄症』より)

患者は60歳代から70歳代に多く、みなさんやその親御さんの中には、病院で「脊柱管狭窄症」と診断された方もいらっしゃるかもしれません。高齢になるほど脊柱管は狭くなりやすく、病院で「脊柱管狭窄症」と診断される確率は高まります。

みなさんの中には「脊柱管狭窄症は高齢者向けの病気だから、自分には関係ない」と思った方もいるかもしれません。でも、まったく関係ない話ではないかもしれません。

(画像:『タイプ別診断で寝ながら治す脊柱管狭窄症』より)
次ページ脊柱管狭窄症の「本物」と「ニセ物」症状
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT