男性編集者が語る人生を変えた「占いの使い方」 「健康診断」のようなものだと思うのがいい

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占い好きが講じて占いに関するトークショーや企業のセミナーなどに登壇することも多いという編集者の青木良文さん。自身は「算命学」に出会ってから人生が変わったという(撮影:今井 康一)

「占い」と聞いてどんなイメージを持つだろうか。「女性のもの」「胡散臭い」「怖い」……。多少興味があったとしても、例えばビジネスの場で本気で占いについて語り合うことはあまりないだろう。

一方で、少なくない数の人が、朝の情報番組の占いコーナーを気にしたり、あるいはジンクスを信じていたりしているのではないだろうか。書店では占い本が売り上げ上位にランクインし、人気占い師の週刊占いをSNSにアップする人もちらほら見かける。

本記事が連載第1回目です

気がつけば、意外と身近になっている占い。本連載ではそんな占いを否定することも肯定することもなく、さまざまな角度から検証していく。初回は、占いに対する造詣が深く、占いページの編集も手掛けるファッションエディターの青木良文さんに、占いの価値、ビジネスパーソンの占い活用法について聞いてみた。

占いは「人生の地図」のようなもの

青木さんによると、中国では、地位の高い人ほど「生年月日」を公表しないという。運気を読まれてしまう懸念があるからだ。東洋の占いである算命学や四柱推命では、一生における”バイオリズム”のようなものを見ることができる。歴史に名を残した武将たちも、戦況に占いを用いた人物は少なくないと言われている。

「占いは、人生の運びや自分の本質を知ることができるとても便利なもの。人生の地図のようなものなのです」と、青木さんは話す。青木さんの場合、自身の人生の出来事と照らし合わせて見ても、占いで見るバイオリズムと不思議と合致しているという。

青木さんが占いに出会ったのは20代半ば。仕事のことや家庭のことで悩んでいた時期、たまたま本屋で、中森じゅあんさんの「算命学」の本が目に留まった。

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