離職中の「空白期間」を就活で有利にする方法

ハンデを乗り越える「工夫と努力」をしているか

人生の岐路の入り口では、将来志向のマインドを持つことも大切です(写真:xiangtao/PIXTA)

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27歳転職経験4回、現在離職中です。離職してすぐの頃は行動量多く転職活動をしていたのですが、離職して半年後に病気になり車の運転を控えるよう医師から指導を受け、しなくなってから気持ちがぷっつりきれてしまいました。
当初は今住んでいる岩手県内で経験した営業や事務の仕事をしたいなと思っていたのですが、どの求人も運転免許を必要とするケースがほとんどでした。求人に運転免許不要と書いていながらも実際は通勤用で必要だと言われたり遠回しに優遇する的な発言を聞いてげんなりしたため、仙台や首都圏も視野に入れつつ転職活動をしているのですが、コロナの状況と転職回数の多さが相まってなかなか採用に至りません。
離職してから空白期間がもうすぐ1年になる中で、空白期間の長さは転職に大きな影響を与えると聞きます。どのように空白期間と向き合って転職活動をしたらいいのでしょうか?
太郎

評価されるのは離職期間の長さではない

転職に影響を与えるのは、空白期間の長さではなく、その間に何をしてきたかという中身の部分です。

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同じ1年間職から離れていたとしても、その間に何もせずさぼっていたのか、それともその期間を利用して自分個人として成し遂げたい何かに挑戦して頑張っていたかでは当然見られ方は違います。

もっと簡単にいうと、太郎さんが空白期間と呼ぶその離職の最中に、ご自身が一職業人や一個人として成長できたか否か、これがポイントとなります。

例えば2年間職を離れて大学院に行ってMBAを取ったり、弁護士資格の取得などに励むケースは離職とはいえ、評価されうる期間ですよね?

もちろん、ただ大学院などに行けば評価されるかというとそういうわけではなく、なぜそのタイミングで行き、何をゴールに何を勉強して、その結果自分がどう変わったか、という成長のストーリーがあることが大事なのは言うまでもありません。

したがって、その期間が数カ月であろうと1年であろうとあまり関係はなく、大事なことはその期間を自分に与えるに至った背景やその間に何をしてきたか、といった内容です。

頂戴した文章を拝見するに、太郎さんはその期間に転職活動をされていたということであり、それ以外に何をされていたのかは不明ですが、ポイントはその部分です。

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