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レヴォーグがフィットとヤリスに競り勝った訳 日本カー・オブ・ザ・イヤー20-21選出の裏側

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ちなみにフィットに10点を入れた選考委員は11人、1点も入れなかった選考委員は6人、ヤリスシリーズに10点を入れた選考委員は13人、1点も入れなかった選考委員は7人とあまり変わらないが、配点で差がついたのだろう

これは筆者の推測だが、ヤリスはハッチバックに加えてクロスオーバー(ヤリスクロス)とスポーツモデル(GRヤリス)を合わせたシリーズでノミネートしており総合力として見ると高いが、3台のキャラクターが異なるため評価しづらい――という側面もあったのかもしれない。もちろんルールには合致しているので問題はないのだが、複数台まとめてのエントリーは今後、議論が必要かもしれない。

筆者は今年のイヤーカーとなったスバル・レヴォーグに10点を入れた1人である。ただ、正直に言うと投票時間ギリギリまでヤリスシリーズとどちらに10点を入れるか悩んだのも事実である。決め手は何だったのか?

「次世代を指し示すモデル」「海外勢とガチで戦えるポテンシャル」「先代からの伸びしろ」という意味でいうとどちらも同じ境遇である。

2代目レヴォーグは旧型が一気に色あせるほど進化

なぜ、筆者はレヴォーグを選んだかというと、実際に乗ってみてそれまで決して悪いと思わなかった先代モデルが一気に色あせてしまうほどの進化を感じたからだ。

乗る前からいいねと感じさせる「内外装デザイン」、運転がうまくなったと錯覚する意のままで懐の深い「ビークルダイナミクス」、しなやかから強靭までキャラが変わる「ドライブモード」、世界トップレベルといっても過言ではない「アイサイトX」など、日本市場に注力したモデルにもかかわらず世界に通用するポテンシャルを備え、「スバルらしさ」と「スバルらしからぬ」部分がバランスよく盛り込まれた総合力の高さを実感した。

新開発の1.8L直噴ターボエンジンもレベルアップを実現させているが、周りと比べると「もう少し燃費がよければ」、「電動化パワートレーンがほしい」という課題もある。ただ、今回はそれを差し引いても魅力が上回った。

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