
前年同月比は7カ月連続プラス
今月から、日工会会長が登壇する記者会見が3カ月に1度となり、今回は受注の統計数字と概要のみ発表された。
4月の受注総額は1302.1億円で、前月比マイナス13.8%、前年同月比プラス7.7%という数字に。決算期末で受注が増大した前月と比べると反動減となっているが、前年同月比では7カ月連続のプラスだ。

うち内需は343.8億円。前月比マイナス30.2%、前年同月比もマイナス5.5%に。主要業種も軒並み前月比では落ち込んでいるが、前年同月比は濃淡が分かれた。
一般機械が150.2億円で、プラス17.1%。電機・精密は48.3億円でプラス9.8%になった。
一方、自動車は52.7億円と、前年同月比マイナス40.4%と大きく落ち込んだ。2020年8月の51.5億円以来68カ月ぶりに55億円を割る数字となった。この月だけでは判断はつかないが、アメリカの自動車追加関税発動が影響した可能性も否定できない。
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