【33年の歴史に終止符、ホンダのビッグワン】フラッグシップモデル最終型「CB1300スーパーフォア ファイナルエディション」と歴史を振り返る

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手間は最終モデルとなるCB1300スーパーフォアSP ファイナルエディション、そして億は1992年発売のCB1000スーパーフォア
手前は最終モデルとなるCB1300スーパーフォア ファイナルエディション、そして奥は1992年発売のCB1000スーパーフォア(写真:本田技研工業)

ホンダ伝統の2輪ブランドのひとつが「CB」。そのフラッグシップモデル「CB1300スーパーフォア(CB1300 SUPER FOUR)」の生産終了がアナウンスされ、30年以上もの歴史に幕を閉じることが明らかになった。

1992年に登場した「CB1000スーパーフォア(CB1000 SUPER FOUR)」を源流とし、ホンダの「プロジェクト・ビッグワン(PROJECT BIG-1)」というコンセプトを長年継承してきたのがこのモデル。ホンダでは、その最終バージョンとなる「ファイナルエディション(Final Edition)」を2025年2月28日に発売。初代モデルを彷彿とさせるカラーリングなどを採用した仕様は、当時を知る(筆者も含む)ベテランライダーなどには懐かしさ満点だ。

ここでは、そんなCB1300スーパーフォアについて、そもそもプロジェクト・ビッグワンとはどんなもので、なぜこのバイクが人気を得て、現在まで続くロングセラーモデルとなったのかなどを紹介。また、2輪車の展示会「第52回 東京モーターサイクルショー」(2025年3月28~30日・東京ビッグサイト)で、ファイナルエディションの現車なども実際に見てきたので、その感想なども含めてお届けしよう。

【写真】ホンダ「CB1300スーパーフォア ファイナルエディション」と、CBシリーズの歴史を振り返る(30枚)

ホンダのCBシリーズとは

1000ccを超える大排気量マシンから125ccの原付二種バイクなど、幅広い排気量のロードスポーツバイクを揃えるのがホンダの「CB」。1959年に登場した125ccモデル「ベンリィCB92スーパースポーツ」以来、60年以上続く伝統のブランドだ。

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