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【33年の歴史に終止符、ホンダのビッグワン】フラッグシップモデル最終型「CB1300スーパーフォア ファイナルエディション」と歴史を振り返る

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ホンダによれば、CB1000スーパーフォアの開発が始まったのは1980年代後半ごろ。1980年代といえば、レーシングマシンの技術やフルカウルなどのスタイルを市販車に投入した「レーサーレプリカ(現在のスーパースポーツ)」の全盛期。各メーカーからさまざまなモデルが登場し大きなセールスを記録していたが、1980年代も終わり頃になると人気に陰りも見えはじめていた。

逆に、オーソドックスなスタイルを持つカウルレスのネイキッドが徐々に台頭。さらに、1988年には、国内で販売する2輪車の上限排気量を750ccまでにするメーカー自主規制が撤廃されたことで、大型バイクブームが到来する兆しも見えていた。

プロジェクト・ビッグワンのコンセプト

1992年発売のCB1300スーパーフォア(写真:本田技研工業)

そんな時代背景のなか、当時、ホンダのスポーツモデルは、カウリング付きのCBRやV4型4気筒エンジン搭載車のラインナップが中心。王道スタイルの直列4気筒ネイキッドモデルは不在だった。そこで、ホンダでは、ドリームCB750フォアやCB750Fなど、数々の名車を輩出したCBのネーミングを冠した大排気量バイクを企画。プロジェクト・ビッグワンのコンセプトを掲げて、開発に取り組んだのだ。

ちなみに、プロジェクト・ビッグワンには、より具体的に以下3つのキーコンセプトがあったという。

・心臓部には、水冷・4サイクル・DOHC・直列4気筒エンジンを搭載すること
・その体躯はあくまでもセクシー&ワイルドであること
・走る者の心を魅了する感動性能を有すること

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【ホンダを代表する大排気量ネイキッドの誕生】

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