【33年の歴史に終止符、ホンダのビッグワン】フラッグシップモデル最終型「CB1300スーパーフォア ファイナルエディション」と歴史を振り返る
その後、このモデルは、1998年に排気量を1284ccへ拡大したCB1300スーパーフォアへ進化。2005年にはハーフカウル仕様の「CB1300スーパーボルドール(SUPER BOL D’OR)」も追加される。さらに、2018年には、前後オーリンズ製サスペンションやブレンボ製のフロントブレーキキャリパーで足まわりを強化した上級グレードの「CB1300スーパーフォアSP」と「CB1300スーパーボルドールSP」もタイプ追加し、ラインナップを拡充する。
2020年には、全タイプに電子制御デバイスも採用。走行状況やライダーの好みに合わせて「スポーツ(SPORT)」「スタンダード(STANDARD)」「レイン(RAIN)」といったモード設定で走行フィーリングを任意に選択できる「ライディングモード」を搭載する。また、高速道路などでアクセル操作を行わず設定速度で巡航できる「クルーズコントロール」などの機能も持たせ、走りの快適性や安全性などを向上させている。
2025年ファイナルエディション
その後も2022年には、初代CB1000スーパーフォアのデビュー30周年を記念し、「CB1300スーパーフォアSP 30thアニバーサリー」と「CB1300スーパーボルドールSP 30thアニバーサリー」を受注期間限定で発売。まだまだ現役モデルとして根強い人気を誇っていたが、ホンダは、2025年2月21日にCB1300シリーズの生産終了をアナウンスし、最終モデルとなる「ファイナルエディション」を発表した。
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