コロナ「ワクチン」これだけは知っておきたい 優先順位、副作用、感染者が接種する必要性…

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各国で急ピッチで開発が進んでいる新型コロナウイルス感染予防に向けたワクチン開発。優先的に受けられる人や、副作用などアメリカの例を紹介する(写真:Victor J. Blue/The New York Times)

アメリカ疾病対策センター(CDC)の諮問委員会は12月1日、数カ月にわたる審議を経て、新型コロナウイルスのワクチン接種を最初に行うのは感染リスクが最も高い医療従事者、ならびに高齢者施設、長期療養施設の入居者とするよう勧告することを賛成多数で決めた。

CDCのロバート・レッドフィールド所長が承認すれば、勧告は各州と共有される。ファイザーのワクチンは食品医薬品局(FDA)の緊急使用許可が降り次第、12月中旬にも出荷が開始される見通し。これに向けて各州は受け入れ態勢を整えているところだ。

州にはCDCの勧告に従う義務はないが、おそらくは大半が従うだろう、と州の保健機関を代表する州・準州保健担当職員連盟のマーカス・プレシア最高医療責任者は話す。「予防接種の実施に関する諮問委員会」と呼ばれるCDCの委員会は近日中に改めて会合を開き、次にワクチン接種が優先される対象者を決める予定だ。

最初にワクチンを接種できるのは?

ワクチンの接種は今後どんな人々に、どんな順番で行われることになるのだろうか。以下、Q&A方式で見ていこう。

Q:最初にワクチンが割り振られるのは?

A:CDCの委員会は、全米2100万人の医療従事者と高齢者施設や長期療養施設に入居する300万人の高齢者を中心とする人々が最優先されると勧告した。

ニューヨーク・タイムズの分析によると、コロナ死亡者のうち長期療養施設にいた人の割合は実に39%に上っている。ただ、出荷が始まったばかりの段階では、接種が最優先される人々にもワクチンは十分には行き渡らない。緊急使用許可に最も近いファイザーとモデルナが1月までに用意できるとしているワクチンは最大2250万人分。つまり、各州は医療従事者の中でも、さらに対象者を絞り込まなければならない。

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