(第26回)Twitterを学びに生かす

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●Twitterを学びに活かすための具体的な方法

1)目的を明確にする

 まず必要なことは、Twitterを利用して何について学びを深めたいか、明確にすることだ。学生であれば、次のようなテーマが考えられる。

・専門分野についてより深く学ぶ
・専門以外の興味分野について学ぶ
・学問の実践の場として生かす
・就職や、仕事の理解に役立てる etc..
 以上のようなものが思いつくが、他にもあるだろう。なんとなく利用していているだけではTwitterの魅力の5%も理解できない。なんとなく友達をフォローして、なんとなく有名人のつぶやきを見て、なんとなくつぶやいて、それでおしまいだ。面白くもなんともない。使う前に、目的を明確にしよう。

2)ゴールを決める

 Twitterは情報を収集し、知的刺激を受けるのに適したツールだが、一方でフォローした人の発言を追っているだけで、賢くなった気になるという危険性も潜んでいる。Twitterの利用を始めた目的をきちんと達成できているかを測るために、ゴールを定めておくと良いだろう。
 異論もあるだろうが、最初に設定するわかりやすいゴールとしては、自分をフォローしてくれている人の数(以下、フォロワー数)が良いのではないだろうか。フォロワー数を追うことにあまり意味はない、という主張もあろうが、私はフォロワーが増えることには少なくとも2つの価値があると思っている。

・(有名人でなければ)価値のある発言をしないと、フォロワーは増えない。ゆえにフォロワー数は、興味・関心分野についてどれだけ自分が価値のあるアウトプットをしているかの指標として使える。
・フォロワーが増えると、自分の発言がほかの人に読まれる回数、引用される回数が増える。結果として発言に対するコメントが増加し、より多くの知的刺激を受けることができる。
 フォロワー数が500、1000と増えるにしたがって、得られる知識や視点は飛躍的に増加する。もちろん数だけではなくて、後には質も重要になってくるが、まずフォロワーの獲得に励んでほしい。

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