学生には当然となった「Twitter就活」のリアル 人事や人材業界も入り乱れた「一大採用市場」に

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就活生は想像以上にTwitterを活用して情報収集をしている (写真:U-taka/PIXTA)

コロナ禍によって新卒の就職活動は一変した。

今年の採用(2021年卒)は、活動が本格化する3~5月には緊急事態宣言が発出されたことで、合同企業説明会は軒並み中止となり、面接の延期も相次いだ。そして、慣れないWebでの面接を迫られた。

「@21卒」「@22卒」のアカウントが多数

さらに、就活人気ランキングで上位の常連だったANAやJALなどの航空会社は、2021年卒採用の中止を相次いで表明。採用活動全体も縮小傾向にあるなど、影響を挙げたら切りがない。

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そうした状況ではあるが、実はそれ以外にも就活のやり方が変わっていることがある。ここ数年でも逆求人サイトや動画就活とニュータイプの就活手法が続々と登場してきている。その中でも、筆者がここ最近で注目している就活手法がある。それが「Twitter就活」だ。

Twitterを使った就活と言えば、以前はエンジニアを中心とした社会人転職が一般的だったが、今は「@21卒」や「@22卒」といったアカウントが数え切れないほど存在している。

2021年卒(現大学4年生、大学院2年生)のアカウント:@21卒 
2022年卒(現大学3年生、大学院1年生)のアカウント:@22卒
2023年卒(現大学2年生)のアカウント:@23卒
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