共通テスト「数学」を攻略する6つの重要なカギ

数学の"基礎体力"をつけることが近道!

共通テストが導入された際の、数学の出題の特徴6つを詳しく解説します(写真:pearlinheart/PIXTA)
2020年(2019年度)、大学入試センター試験が廃止され、2021年(2020年度)1月より、いよいよ「大学入学共通テスト」に移行する。「記述式」や「民間試験導入の有無」、加えて「新型コロナウイルス」などの問題も山積するなか、「共通テスト」元年の受験生はどのように立ち向えばいいのか? それぞれの教科別に対策法を、各教科の受験指導エキスパートに伝授してもらう。
今回は数学について、『大学入学共通テスト 数学Ⅰ・Aの点数が面白いほどとれる本』『大学入学共通テスト 数学Ⅱ・Bの点数が面白いほどとれる本』を執筆した、志田晶氏が解説する。

センター試験からどう変わるのか

いよいよ2021年1月から大学入学共通テスト(以下、共通テスト)が始まります。はじめに、共通テストが大学入試センター試験(以下、センター試験)と比べてどのように変わるのかをまとめておきたいと思います。

まず、試験時間の変更があり、数学Ⅰ・Aは60分から70分に変更になりました。これは、本来、記述式問題の導入のための10分増と思われたのですが、記述式問題は採点等の理由から見送られました(令和元年12月17日発表)。試験時間の10分増はそのままですので、これがどのように扱われるかも注目すべきところです。

また、試行調査では、「当てはまる選択肢をすべて選べ」の問題がありましたが、これも共通テストでの出題は見送られました。

いちばん注目すべき点は出題内容です。従来のセンター試験は小問に答えながら出題者の用意した解答の空欄を埋めていくものがほとんどでした。

共通テストでは、太郎さんと花子さんの会話を通じて、問題について考察していくタイプの問題が予想されます。会話形式のため、分量は大幅に増え、解答に必要のない箇所を含んだ文章を読まされることになります。

また、日常生活に関する問題、グラフに関する問題、解答の理由を選択させる問題など従来のセンター試験になかった設問等も出題されると思われます。

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