仕事をスムーズに運べる人が「多用する言い方」

「断り方」を間違えると、関係性が悪化する事も

仕事をスムーズに運べる人は、周囲とコミュニケーションをどのようにとっているのでしょうか(写真:Fast&Slow/PIXTA)

こんにちは。生きやすい人間関係を創る「メンタルアップマネージャⓇ」の大野萌子です。

私はこれまで、カウンセラーとして、官公庁や企業などで年間150件以上の講演や研修を行い、2万人以上の社会人にコミュニケーションの指導をしてきました。その中でよく寄せられるのは、無意識のうちに使っている「言葉」によって、人をイラっとさせたり、不快な思いにさせたりして、人間関係にヒビが入ってしまったという声です。

この連載の記事一覧はこちら

「相手を不機嫌にさせてしまった」と認識があるならまだいいのですが、怖いのは、相手をイラッとさせることを言っている自覚がない人。 自分では気づかないまま、「マイナスの口癖」が習慣化していて、周囲との人間関係を築くことができず悩んでいる人がとても多いのです。拙著『よけいなひと言を好かれるセリフに変える言いかえ図鑑』の中から、職場では、どのようなことに気を付けたらいいのかを取り上げます。

仕事では「あいまい表現」は嫌われる

仕事で、お願いごとや頼みごとをするとき、「いかに相手に気持ちよく引き受けてもらえるか?」というのは、誰もが頭を悩ませる問題だと思います。「この人のためだったら、忙しくても引き受けよう」「自分のメリットにもなりそうだからやってみよう」と思ってもらえれば大成功。反対によくあるのは、「こっちの忙しい状況も知らずお願いされても無理」 「ムチャぶりするな」と思われて、反感を買ってしまうケースです。

×よけいなひと言 「ちょっといいですか?」
◎好かれるひと言 「10分ほどお時間ありますか?」

職場で声をかけるときに、「ちょっといいですか?」と言うことはよくあると思います。でもこの「ちょっと」は、人によって受け取り方がまったく異なります。

「3分」「30分」「1時間」をちょっとだと思う人もいれば、「食事でもしながら話したほうがいいかな?」と思う人もいるでしょう。この時間感覚の違いが、人と人がすれ違う大きな原因になることが多いのです。

次ページ「後ほど」はどのくらいの感覚?
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • コロナ後を生き抜く
  • 西村直人の乗り物見聞録
  • 賃金・生涯給料ランキング
  • 就職四季報プラスワン
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
おうちで稼ぐ、投資する!<br>在宅仕事図鑑

コロナ禍の下、世代を問わず広がったのが「在宅で稼ぐ」ニーズ。ちまたにはどんな在宅仕事があり、どれくらい稼げるのか。パソコンを使った「デジタル小商い」と「投資」に分け、誰にでもできるノウハウに落とし込んで紹介します。

東洋経済education×ICT