何が終わっていて、何が終わっていないのかがぱっとわかるようにします。そうすることで、終わっていない部分に対して、「やらなければ」という意識が子どもの中で働く仕組みを作ります。
どうしても終わらない部分が出ることを見越しておくのもコツで。最後の追い込みを、比較的時間が取れる土日で仕上げるチャンスをあらかじめ作っておきます。
理想に近ければ近いほど、その“ゲーム”をクリアできたということです。この1週間スケジュール法はある種のゲームなのです。ゲームなので、できない部分があっても親は何も言いません。子どもは自分でそれを感じているため、あえて言う必要はないのです。
強制せず選択肢を出すだけに
親は「更新するか、しないか」という選択肢を出すだけにし、子どもに判断させます。親が「次の1週間もやりなさい」と強制すると、子どもはもう二度とスケジュールを作ることはないでしょう。しかし、上記の手順で進めていけば、「次の1週間もやってみたい」という言葉が返ってくる可能性は高くなることも。これは、筆者が開発した「子ども手帳」の実践例などからわかっています。
お子さんの夏休みの勉強に心配があるかたは、ぜひ以上のような方法を試してみてください。子どもが楽しめるようになってきたら、その後も継続してみるといいでしょう。
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