長時間労働が正義「昭和気質の上司」への対応策

なぜ18時以降に打ち合わせを入れるのか…

根性論ばかり言う昭和気質の上司に困ってます(【IWJ】Image Works Japan/PIXTA)

→安井さんへのキャリア相談は、こちらまでお送りください。

根性論ばかり言う昭和気質の上司に困ってます。当方中堅どころの会社(いや規模は単なる中小企業かもしれません)に勤務していますが、上司が昭和気質というか、「24時間働けますか?」タイプで、特段やることもないのに会社に主のように居座っており、まるで長時間会社にいることが価値である、というようなタイプの人間です。
アドバイスも基本は、「やればできる」くらいしか言わず、業務のある程度はすでに出来上がっている仕組みで成り立っていて同じことの繰り返しで仕事が回っているので、ぶっちゃけ挑戦や行動というところに結びついてはいません。
リモートワークになれば落ち着くかと皆で期待していたのですが、勤務時間後の18時以降にわざと打ち合わせを入れたり、長時間こそが正義という理論で行動してます。ちなみにそれまでの時間何をしていたのかは不明です。
いったい全体どうしたらよいでしょう。上司がいる手前早く帰るのも気が引けますし、かといって無駄にやることもなく会社で時間をつぶしたくないです。会社の雰囲気はゆったりとしており、安定した売り上げもあり、できるならこのままいたいと思ってます。
会社員 むさし

同じ土俵に立つ必要はない

相手の土俵で勝負しても仕方がないですから、ほかのやり方で評価されうる土俵を自ら創り出し、そのうえで勝負しましょう。

この連載の記事一覧はこちら

ご自身で会社における上司の方のやり方とは異なる業務上の付加価値を見つけ出し、そのうえで実践と行動を通じて勝負する。つまり、上司の方とは異なる付加価値の提供を通じて、会社から評価されうる柱を自分で確立する、ということです。

頂戴した相談ではその上司の方がそういった仕事のやり方で会社から評価されているのか否かはわかりかねますが、少なくともむさしさんはじめ周りの方からはよく思われていないことは確かなようです。加えて言うと、その方が仕事を通じて何か目に見える大きな業績を上げているというわけではなさそうです。

さらに、頂戴した相談からはむさしさんとしても現在の勤務先に、上司の方の仕事のスタイル以外には特段大きな不満はないように見受けられます。だとすると、むさしさんとしても長時間労働を含むその上司の方と同じ土俵に乗り、同じスタイルを追求する事で評価されようと努力するという前提に立つ必要はありませんし、それだけを持って転職にまで飛躍する必要もありません。

次ページ評価されうる別の土俵を創る
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事
  • 新競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
  • 最新の週刊東洋経済
  • コロナ後を生き抜く
  • 小室淑恵 「覚悟の働き方改革」
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
菅新政権が誕生しても<br>「安倍時代」は終わらない

牧原出氏執筆の連載「フォーカス政治」。9月16日に菅新首相が誕生しましたが、施策の基本線は「安倍政権の継承」。惜しまれるように退任し、党内無比の外交経験を持つ安倍前首相は、なお政界に隠然たる影響力を保持しうるとみます。その条件とは。

東洋経済education×ICT