「共働き親」たち悶絶!小学生の勉強を見るコツ

子どもが自律的に動かないのにはワケがある

親のいない時間に子どもが1人で勉強するには、高いモチベーションが必要ですが……(写真:kiankhoon/iStock)

※石田勝紀先生へのご相談はこちらから

小学5年生の男の子がいます。親は共働きをしているため、いつも子どもに1人で留守番をさせています。コロナでの休校が続いたために、学校からの課題が多く、やりきれずに適当に終わらせることもよくあります。親が教えていかないとなかなか進みません。専業主婦のご家庭と異なり、なかなか一緒にいる時間も取れず、取れても子どものやる気無さにイライラします。どう対応していけばいいでしょうか。
(仮名:森さん)

年々増える共働き世帯からの教育相談

厚生労働白書によれば、共働き世帯は、平成に入ってから専業主婦世帯を超え、現在では共働き世帯は、専業主婦世帯の2倍以上となっています。その結果、年々、共働き世帯からの子どもの教育相談が増えてきています。その中でも、森さんのように限られた時間で子どもにどう対応したらよいのかというご相談が圧倒的に多くを占めます。

この連載の記事一覧はこちら

共働き世帯の場合、メリットとしては、子どもと接する時間が短い分、子どもを自立的に行動できるように早い段階から意識したり、限られた時間で子どもと密度の濃い接し方をしようとする傾向があるようです。

デメリットとしては、短時間しか子どもと過ごせないため、愛情が不足しているのではないかと不安が募ることや、親のいないときでもしっかりとやってくれることを過度に期待してしまい、思いどおりにいかないと子どもを強く叱責してしまうこともあるようです。さらに、仕事で疲れているのに、家事もやらなくてはならず、そのようなときに限って、子どもが期待に応えてくれず、イライラが最高潮に達することもあると聞いたりします。

次ページ問題は「子どもと接する時間」の多寡ではない
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事
  • ポストコロナのメガ地経学ーパワー・バランス/世界秩序/文明
  • 最新の週刊東洋経済
  • コロナ後を生き抜く
  • 読んでナットク経済学「キホンのき」
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
コロナ徹底検証<br>日本は第2波に耐えられるか

米国やブラジルでは新型コロナウイルスの感染拡大が続いていますが、日本は感染者も死者も圧倒的に少ない。その理由はいったいどこにあるのでしょうか。政策面、医療面から「第1波」との戦いを検証。「第2波」への適切な備え方を考えます。