就活生2.4万人が選んだ「就職人気ランキング」

1位伊藤忠、コロナ影響でランキングに異変

2021年卒生を対象に実施した「就職人気ランキング」。伊藤忠商事が初めてトップとなった (撮影:梅谷秀司)

「就活どころではない」。新型コロナウイルスの感染拡大が急速に進むにつれて、学生からはそんな声が聞かれるようになっている。

一方、企業側も、採用活動をいったん中止し、スケジュールを見直しているところが多い。Webでの会社説明会や面接では限界があるし、そもそも社内の感染拡大防止対策やBCP(事業継続計画)を優先させる必要がある。4月入社の新入社員を当面、自宅待機させているところもあり、正直「新卒採用どころではない」というのが本音だろう。

『就職四季報』特設サイトはこちら

新型コロナウイルスの影響がいつまで続くかにもよるが、就職活動の長期化は避けられないだろう。2020年は、東京オリンピック・パラリンピックが開催される前提で、採用スケジュールの前倒しが見られたが、1年間延期になったことで、その後の予定にも余裕が生じていることも大きい。また、景気後退が確実視される中、企業が採用計画を見直す可能性がある。就職環境は一転して学生に有利な売り手市場から、買い手市場になるかもしれない。

不透明感漂う就活環境

就活が混迷する中、学生はどういった企業に注目しているのか? 文化放送キャリアパートナーズ就職情報研究所では毎年、就活生に興味を持っている企業を尋ねる「就職ブランドランキング調査」を実施し、定期的に発表している。その結果からも、新型コロナウイルスの影響が垣間見られる。

次ページ伊藤忠商事は初の1位
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事
  • 野口悠紀雄「経済最前線の先を見る」
  • おとなたちには、わからない
  • 子育てと介護「ダブルケア」の現実
  • コロナショック、企業の針路
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
『会社四季報』最新号が見抜く<br>コロナ禍に強い会社

逆境下でも好業績を維持している企業はどこか。今期に過去最高益を更新、5期連続で増益など好調企業のリストを、ランキング形式でまとめました。会社が業績予想を開示しなかった日産、ホンダなど29社も、四季報記者が独自予想し公開しています。