コロナ感染リスクを下げる正しい「洗濯の仕方」 外出した衣服、そのまま洗って大丈夫?
現在、数百万人のアメリカ人が新型コロナウイルス蔓延の抑制のため、できる限りの自宅待機を指示されている。そのため人々は社会的距離を確保する対策に従いながら、日々の家事の方法を見直している。
これには洗濯が挙げられる。自宅に洗濯機や乾燥機がある場合でも、地元のコインランドリーを利用している場合でも、ウイルスへの暴露や蔓延のリスクを軽減する方法がいくつかある。
そこで、専門家3人へのインタビューに基づく、質問と回答をいくつか紹介する(ただし、新型コロナウイルスについてのさらなる発見により、最善とされる慣行が変わる可能に留意してほしい)。
ウイルスはプラスチックやスチールで3日間生存
衣服からの感染リスクはどれくらいか?
最も単純な答えは、ほとんどの場合において、衣服は最も懸念すべき事項ではない。専門家は、最善の予防策として、何よりもまず水と石鹸による手洗い(また、持っている場合は手指消毒剤)を頻繁に行うことの重要性を強調した。
新型コロナウイルスは呼吸飛沫によって移動する。そのため、ソーシャルディスタンス(社会的距離)を保ち、他者との接触を最小限に抑えることが、自分を守る最善の方法である。
一部研究では、ウイルスはプラスチックやスチール(ボタンやジッパーなど)のような表面上で最大3日間は生存できるとされているが、これらの素材に触れることによる感染のリスクは比較的低い。アメリカ疾病管理予防センター(CDC)によると、伝染は、モノや素材を通してよりも、飛沫を介して「はるかに一般的に」起こりやすい。