子どもにどんどん読書をさせるべき意外な理由 読書が子どもにもたらす最大の意義とは?
すべての学びの原点には「言葉」がある
人間はすべての学びを、言葉を通じて行っています。子どもは言葉をまず「音」を通して知ります。大人の言葉を聞くことで、少しずつ聞いた言葉の意味がわかるようになり、やがて自分が伝えたいことを言葉にして、他人に伝えられるようになります。
そして次に「音」を、紙に書いた「文字」に置き換えて「読む」ことができるようになります。
「言葉の学び」の原点にあるのは親子の会話です。大人が子どもと話す際、子どもの語彙を増やすという意味でも大人が多彩な言葉を用いることが大切です。
しかし、会話だけでは使われる語彙に限界がありますから、より多くの知識を身に付け、より深く考えられる子どもになるためにも「本を読む=読書」が必要になります。「読書」を通じて語彙や表現を学ぶことは、子どもを大きく成長させてくれます。
おそらく多くの保護者の方が、読書の重要性を認識されていると思います。ただ、「なぜ読書が重要なのか?」について深く考えたことのある方は、私が塾生の保護者の方々と日々触れ合う中でも、そう多くないように感じています。
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