子どもについ怒って自己嫌悪に陥る人への対処 「自分を許す」子育て習慣とはいったい何か
子育てで自己嫌悪にならないためには
子育ての悩みはご家庭によってさまざまですが、そのなかでも共通する悩みとして「イラっとしてつい子どもにあたってしまう」が多いのも事実。
ついつい大声で怒鳴ってしまったり、言わなくてもいい一言を口にしてしまったり。しかもその後に「あんなに怒る必要はなかったのに……」「あそこまで言わなければよかった……」と、自己嫌悪に陥ってしまう。そうして、自分が思い描いていた「理想の母親像・父親像」とは、まったく違う現状に落ち込んでしまうという人も多いでしょう。
一方で、子どもたちも理不尽に怒られてばかりでは、どんどん自信をなくして萎縮してしまう。そう、子育てにおけるイライラというのは「親子ともに自己肯定感を下げてしまう悪循環」ともいえるのです。
では、そんなイライラをなくすためには、どうすればいいのでしょうか。ここで一緒に考えていきましょう。
実はイライラのようなネガティブな感情は、人間が生存するうえで必要なものでもあるのです。なぜなら、イライラや不安は、脳の「アラーム機能」と考えられているからです。
例えば、何かトラブルが発生したときに「こんなことが起きているけど大丈夫?」「対処したほうがいいんじゃない?」と、私たちに事細かに知らせてくれているというわけです。
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