ほとんどの子どもは勉強が嫌いです。「どうしたら、子どもが進んで勉強するようになるのか?」というのは非常に難しいテーマです。親も先生も長年にわたって頭を絞ってきましたが、なかなかよい方法は見つかりませんでした。
子どもたちが食い付いた“あの”人気ドリル
ところが、そんななか、2017年にある画期的な教材が登場して、瞬く間に燎原(りょうげん)の火のように広がりました。それは『うんこドリル 漢字問題集編』(文響社)です。
これは、「春らしい色のうんこだ」「うんこにも羽が生えたらいいのに」などのように、漢字を使うすべての例文に「うんこ」という言葉が入っている漢字ドリルです。
子どもたちの食いつきはすさまじく、「今まで全然勉強しなかった子が進んで勉強するようになった」ということで、メディアにも大々的に取り上げられました。とくに、漢字が大嫌いな男子たちが食い付いたのは驚きでした。
「本当の学力はつかない」という批判もあるようですが、欲をかけば切りがないわけで、とにかく子どもたちの勉強へのハードルを下げたことだけでも大きく評価すべきです。うんこ漢字ドリルがきっかけで漢字の勉強が好きになった子もたくさんいるはずですし、これのおかげで褒められた子もいるはずです。
と、ここまでうんこ漢字ドリルのことを書きましたが、実は私にも子どもの勉強へのハードルを下げる画期的(?)なアイデアがありますので、今回紹介したいと思います。名付けて「爆笑!教科書ドリル」です(以前は、「お笑い!教科書クイズ」と呼んでいましたが、よりインパクトのあるネーミングに変えました)。
6年生の社会科教科書から作ったものをいくつか紹介します。
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